溶接機を業者に買取ってもらうために査定を受ける際、溶接機の種類についても知っておきましょう。作業効率が高いため人気となっている半自動溶接機の仕組みやメリットを知っておきましょう。
半自動溶接機とは?
アーク溶接機の中でも、半自動溶接機は使い勝手の良さから、買取査定でも人気が高い製品と言えます。
半自動溶接機は、トーチで溶接したい金属を溶かすことで、2つの部品同士を接合するので、基本的にはアーク溶接とメカニズムは同じです。
炭酸ガスを使って溶接を行う半自動溶接機は、CO2溶接とも呼ばれます。溶接棒ではなく、溶接ワイヤーが機械の本体部分に収められていて、トーチの先から、自動的にワイヤーが出てきます。
アーク溶接機のように、作業の途中で溶接棒を交換する必要がありません。溶接する部分にスパッタと呼ばれる金属が付着するため、削り取る作業が必要です。炭酸ガスではなく、不活性ガスを使用した半自動溶接機は、MIG溶接と呼ばれています。
半自動溶接機のメリット
半自動溶接機は、片手でもスムーズに溶接機を使うことができますので、溶接個所が多い作業でも、効率よく進めていくことが可能となっています。初心者でも使いやすいことから、業務用の他、家庭用の半自動溶接機も多く販売されています。